登録支援

特定技能制度とは

　日本の深刻な人手不足が加速するなか、労働力として注目されているのが、 　在留資格「特定技能」です。 　

　技能実習生や留学生とは異なり、外国人労働者として一定の専門性・技能を 　有する外国人を受け入れることを目的とする制度です。

　対象業種一覧

	業種	従事できる業務内容
①	介護	身体介護や付随する支援業務 （ レクレーションの実施、機能訓練補助など ） ＊訪問系サービスは業務の対象外となります。
②	ビルクリーニング	建物内の清掃
③	素形材 産業機械 電気電子情報関製造業	・鋳造　・鍛造　・ダイカスト　・機械加工　・仕上げ ・鉄工　・めっき　・工場板金　・プラスチック成型 ・金属プレス加工　・機械検査　・機械保全　・塗装 ・溶接　・アルミニウム陽極酸化処理　・工業包装 ・電子機器組立　・電気機器組立　・プリント配線板製造
④	建設	・どび　・大工　・鉄筋継手　・鉄筋施工　・屋根ふき ・型枠施工　・左官　・コンクリート圧送　・保温保冷 ・建設機械施工　・建設大工　・内装仕上げ / 表装 ・電気通信　・建築板金　・吹付ウレタン断熱 ・配管　・海洋土木工　・トンネル推進工
⑤	造船・船用工業	・溶接　・仕上げ　・機械加工 ・塗装　・鉄工　・電気機器組立
⑥	自動車整備	・自動車の日常点検整備、定期点検整備、分解整備
⑦	航空	・航空
⑧	宿泊	・フロント　・企画　・広報　・接客 ・レストランサービスなどの宿泊サービスの提供
⑨	農業	・耕種農業全般（ 栽培管理、農産物の集出荷、選別など ） ・畜産農業全般（ 飼養管理、畜産物の集出荷、選別など ）
⑩	漁業	・漁業（ 漁具の制作・補修、水産動植物の検索、 　　　　 漁具・漁労機械の操作、水産動植物の採捕、 　　　　 漁獲物の処理・保蔵、安全衛生の確保など ） ・養殖業（ 養殖資材の製作・補修・管理、養殖水産動植物の 　　　　　 育成管理・収穫・処理・安全衛生の確保など ）
⑪	飲食料品製造業	・飲食料品製造業全般 　（ 飲食料品「酒類を除く」の製造・加工、安全衛生 ）
⑫	外食業	・外食業全般（ 飲食物調理、接客、店舗管理 ）

　義務的支援項目

①	事前ガイダンス 外国人が従事する業務内容や日本で行える活用内容等を母国語に説明
②	出入国時の送迎 安心して渡航できるようサポートを行う
③	住居確保 住宅の確保、金融機関口座開設、ライフライン契約等
④	生活オリエンテーション 日本生活に必要なマナーやルールを母国語にてオリエンテーションを実施
⑤	行政手続きへの同行 書類や住居地、税金等、必要に応じて補助、同行し対応する
⑥	日本語学習機会の提供 日本人と円滑にコミュニケーションが取れるよう、日本語学習の機会を提供する
⑦	相談・苦情への対応 仕事や私生活に関する相談を受けた際に適切な助言や指導を行う
⑧	日本人との交流促進 日本文化や習慣に慣れてもらえるように、日本人とこ交流を促進する
⑨	転職支援 転職を余儀なくされた場合、別の受入れ先の支援を行う
⑩	定期面談・行政機関への通報 勤務状況、生活状況確認の為、３か月に一度定期面談を実施（入管へ報告書を提出） その際、労働基準法違反等が発覚した場合、行政機関への通報

＊ 当登録支援機関では、義務的支援の他、「運転免許切替取得」「医療機関への 引率」「保険手続き」「協議会手続き」等、要望が有れば柔軟に対応致します。

　特定技能受入れの流れ

技能実習生から特定技能への移行

　技能実習２号を良好に修了した技能実習生は、特定技能試験、日本語能力試験を 　受けずに、在留資格「特定技能」へ変更できます。

　ただし、他業種へ変更する場合は、「特定技能試験」は必須になります。

　在留資格「特定技能」を持つ外国人は、労働力として雇用できるうえ、任せら 　れる業務も増える為、企業にとっては大きな戦力となるでしょう。